近年、ものづくりにおいて、持続可能性に配慮した取り組みが求められるようになりましたが、まだまだ多くの課題があるのが現状です。例えば、衣服などの繊維製品には複数の原材料が使われることが多く、ボタンやファスナーなどの副資材も使われており、リサイクルするためには手作業での分別が必要なため、その工数の多さからリサイクルが困難だと言われています。
また、生産時の素材の端切れや試作品など、どうしても不要なものが発生してしまうのが、ものづくりの性質でもあります。アップサイクルやリサイクルされた製品など、数多くの製品が世の中に登場していますが、どんなに持続可能性に配慮した製品でも最終的には「捨てられてしまう」ということは、避けることのできない課題でした。
「HUG」は、これらを分別する必要なく、低い環境負荷で資源へと生まれ変わらせることが可能です。作り手に責任が求められる時代。ものを生み出すうえで、最初から最後まで責任を求められます。
いらないものを、いるものへ変え、「捨てる」をなくす。
そのような、ものづくりの責任の取り方を「HUG」で実現しませんか?
※産業廃棄物に該当するごみの回収及び中間処分に関しては、HUGが提携する許認可を受けた事業者の協力のもと適切に行います。
不明点等はお問い合わせいただけると幸いです。
有機物は分解され、容積1/200のきめ細かなセラミックが残ります。このセラミックは、陶器やセメントの素材としての活用可能なほか、機能性繊維製品や3Dプリント製品の原材料としての活用などを目指し、多方面で研究開発を行っています。
金属類などの無機物は分解されず、そのまま残ります。融解などを経て、リサイクルされます。
有機物には分解が作用し、無機物はそのまま取り出すことが可能なので、あらゆる廃棄物を「分別なし」で処理可能です。
廃棄物を燃焼させないため、ダイオキシンやCO、塩素ガスなどの発生量を、環境基準値を大きく下回る数値に抑制しながら、処理を行うことができます。
ランニングコストは、動力は電力のため、毎月50,000円程度の電気代のみ(Umore-120の場合)。低人員かつ簡単なメンテナンスで運用が可能です。
減容化率(処理前後の廃棄物の容積が減少する割合)は約1/200で、焼却処理と比べて約10倍です。
磁気熱分解装置「Umore」を購入することができます。「Umore-80」で、処理性能は1日あたり300kgです。価格や詳しい導入方法は、資料請求または、お問い合わせください。
サービス利用料を支払うことで、HUGが保有する「Umore」を使用することができます。事業所までHUGが回収に伺います。料金は、廃棄物の回収量や回収回数によって異なりますので、お客さまに合わせてお見積りをさせていただきますので、お問い合わせください
バッグ・ジュエリー・アパレル
テキスタイルマニュファクチュア
HUG株式会社(運営元)
2021年1月、株式会社オールユアーズのグループ会社として設立。世の中に存在する繊維製品に抗菌・抗ウイルス加工を施し「作らないで作る」という新しい価値を提供。事業を運営する中で、どんな製品も最終的には廃棄されるという事実に直面し「繊維業界からゴミをゼロにする」という理念を新たに掲げ、不要になった繊維製品を再資源化する当事業を2022年5月より開始。
大丸製作所(機械メーカー)
株式会社TOSS(総販売元)
「地球を青いまま、未来の世代に “きれいな” トスで繋ぎたい。」を掲げ、ごみを資源という大切な地球資産に置き換え、脱炭素と循環・共生型社会の確立を目指す、社会貢献事業思考の企業共同体。HUGプロジェクトでは、磁気熱分解装置「Umore」のメーカー・総販売元として参画。
AddElm(共同製品開発パートナー)
⼈間の⽣活リズムに合わせて服を着ることをテーマに、⼈体⽣理学に基づいた「Add.00(リラックス)」から「Add.03(アクティブ)」までのテクノロジーを研究し、製品を開発。これまで培った⾃社のテクノロジーを最大限利用し、不要になった衣服から新しいモノを生み出すべく、HUGのパートナー企業として参画。
本サイトのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。2営業日以内(土日祝日は除く)に担当よりご連絡いたします。
現状の廃棄物処理の状況をヒアリングさせていただき、適切なプランをご提案させていただきます。
装置の購入/利用によって異なりますが、導入に必要な準備をご一緒させていただきます。導入までの所要期間の目安は、装置の購入は「3〜6ヶ月」、装置の利用は「1〜2ヶ月」です。